テスアムジャパン（相模原市中央区宮下）は、専門エンジニアが工場やオフィスに直接出張し、その場でデータを消去するオンサイト型のサービスを始めた。機密情報の流出を確実に防ぎたい企業に対し、目の前で消去することで安心感を持ってもらう。

「徹底的リスク回避型サービス」と名付けた同サービスは、サーバーやパソコン、記憶媒体にあるデータを完全抹消。処理後は「消去証明書」も発行する。「リース期間満了や機器入れ替え、事務所移転などによる一斉廃棄の際を想定しています」と、マーケティング担当の具志堅智彦さん。

個人情報や機密情報を扱う企業の現場は、各種データを社外に出すことは機密情報流出のリスクになる。そのため、ＩＴ資産を廃棄したり、リースを返却したりする前には消去する必要がある。しかし「たとえ画面上で消去しても、特殊な技術を使えば復旧できる場合があります」（具志堅さん）と言う。

同社では依頼があると、自社の運送車両に必要な機器を積み込み、専門エンジニアごと出向く。１０００台のＩＴ資産のデータ消去まで対応できるとしている。

（かながわ経済新聞記事より）

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TES-AMM JAPAN株式会社
代表取締役　高橋 延昌
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