介護リフォームのユニバーサルスペース（横浜市戸塚区戸塚町）は、画像認識のＡＩ（人工知能）を活用し、タブレッド端末で撮影するだけで工事見積もりを自動作成するシステムを開発。９月から現場で順次導入する。現地調査から見積もり作成までの期間を大幅に短縮できるとしており、今後は同業者にも無償提供する。一方、同社は本社機能を横浜市港北区新横浜２丁目に移転。フランチャイズ（ＦＣ）戦略も加速させていく。

住宅に出向いて施工する場合、現地調査から見積もり・図面作成、契約に至るまでの期間はおよそ１週間かかり、工事に入るまでの期間を短くする必要があり、今回のシステム開発に踏み切った。

同システムでは、現地調査時に手すりなどを設置したい場所を、タブレッド端末の専用アプリで撮影。写真中で設置したいエリアを指でマッピングすると、寸法などが自動的に割り出される。そしてクラウド上で、過去の工事実績のデータベースと照合し、見積もりを自動作成する。その場で図面作成や電子契約、電子決済もできるという。

（かながわ経済新聞記事より）

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株式会社ユニバーサルスペース
代表取締役　遠藤 哉
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