【KNBC会員紹介】ミナシアHD、事業会社が新型コロナの除菌作業受託
ミナシアホールディングス傘下のタスカット(横浜市青葉区)の室内除菌サービスが注目されている。新型コロナウイルスの感染者が発生してしまったオフィスや工場などからの依頼で、防護服を身にまとった専門作業員が出動。横浜のクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の除染現場にも導入されている特殊な除菌剤を噴霧し、次にプラズマオゾン発生器で室内の空気も洗浄。二次感染を防いでいる。
孤独死や事故死現場の清掃・消臭といった特殊なものから、介護施設などの汚物処理・消臭、遺品整理などを手掛ける企業。しかも、現場をリフォームして原状回復するまでをワンストップでこなしている。これに対し、室内除菌サービスは、新型コロナの感染が拡大する以前だと「月に1件程度の依頼」(牧達哉社長)だったが、このところ連日のように問い合わせや依頼が相次ぐ。
目に見えない新型コロナは、どこで感染者が発生してもおかしくない。「予防」のために依頼する企業もあるという。対応エリアは県内と都内を中心とした関東一円。除菌にかかる時間は8畳分で2時間程度。価格は2万6000円から。24時間受け付けており、必要なら夜中でも出動するという。
(かながわ経済新聞記事より)