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【KNBC会員紹介】宇宙産業クラスター形成強化へ新拠点

宇宙産業クラスター形成強化へ新拠点 県とSIC、橋本駅近くに開設し異業種参入後押し さがみはら産業創造センター

県とSIC、橋本駅近くに開設し異業種参入後押し

県とさがみはら産業創造センター(SIC、相模原市緑区)は、今後成長が見込まれる宇宙関連産業のクラスター形成を強化する。SICが県から受託し、2025年12月にJR横浜線と京王線の橋本駅近くに拠点を新設。異業種からの宇宙関連産業への参入を目指す県内中小企業などをサポートし、市内に立地する宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパスや大学、金融機関などとの連携も促す。

 

SICが受託したのは県の「令和7年度宇宙関連企業交流拠点事業」。リニア中央新幹線の開通が予定される橋本エリアに拠点を設け、宇宙関連産業への県内企業の参入を後押しする。

 

新拠点は、参入を目指す中小やベンチャー、スタートアップなどが無料で利用できる登録制のコワーキングスペース(最大30人)で、ここにSICの企業支援スタッフも常駐する予定。神奈川だけでなく県外企業も利用でき「多様な業種の利用者を想定している」(SIC)という。

 

また、施設内にはイベントや展示、交流スペースも設ける予定。拠点整備に関する設計や制作、施工は川崎市の日崎工業が担当する。

一方、ものづくり企業の利用者からのニーズがあれば、同市緑区西橋本にあるSICの施設「SIC-2」のラボも貸し出す。政府が掲げる宇宙基本計画では「2020年に4.0兆円となっている市場規模を30年代の早期に2倍の8.0兆円に拡大していくことを目標とする」としており、今後は宇宙関連産業の成長が見込まれている。

宇宙輸送や衛星、宇宙科学・探査など、あらゆる分野で中小企業の参入が期待されている。

 

※記事出典:かながわ経済新聞より

紹介会員企業データ

株式会社さがみはら産業創造センター

業種
不動産業・物品賃貸業 不動産業・物品賃貸業
学術研究・専門・技術 学術研究・専門・技術
事業内容
起業家・ベンチャー企業支援
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